新・自虐の詩 ロボット小雪 業田良家 竹書房 A5版184頁。2008年初版。カバー付。カバーに僅かにシワ等使用感ありますが、ヤケ・シミ見られず、良好な状態です。映画化された「自虐の詩」や「空気人形」(「ゴーダ哲学堂」の一編を映画化)で注目を浴びた業田良家の近作コミックです。なぜか、心を持ってしまった多目的女性型アンドロイドの小雪。人間以上の人間性で小雪が、ほとんど『ソイレント・グリーン』の世界に近い超格差社会に試みた『革命』とは…。どう見ても、SF向きの絵柄と言えないのに、読後に不思議な余韻を残す業田良家氏の哲学的な作風が健在です。