はるかなる風と光 美内すずえ 集英社漫画文庫刊1巻167頁2巻169頁3巻171頁 第一巻1984年13刷、第二・三巻1977年初刷。カバー付。微ヤケ見られますが、シミは軽微です。長編『ガラスの仮面』で知られる著者・美内すずえの雑誌「別冊マーガレット」に連載された長編。昔の古き良き時代の少女マンガの代表的な作品ではないかと思います。「エマは南太平洋のキング島で、イギリス人の父と大酋長の娘との間に生まれた混血児。8歳の時、エマは貿易商のクレメンズに連れられイギリスに渡り、遠縁のクロフォード家に落ち着く。そこでエドワードと幼い恋を語り合うが、エドワードの父親はエマを修道院に入れてしまう。」「国王暗殺事件に巻き込まれたエマは、幼なじみのアドルフの力をかり、イギリスからフランスに脱出した。そして幾多の苦難の末、エマはフランスの統領・ナポレオンにその非凡な才覚を認められ、ナポレオンの援助により、4隻の船をひきいて、生まれ故郷、キング島に帰った。」(第2、3巻解説より)