謎の暗号 森下雨村著 安野光雅/装丁 嶺田弘/挿絵 講談社少年倶楽部文庫。1975年初版。カバー付。カバー背表紙にヤケ、小口にシミ見られますが、本文のヤケ・シミは軽微です。探偵小説雑誌『新青年』編集長として、江戸川乱歩、横溝正史他多くの作家を世に送り出した、森下雨村による少年向け探偵小説。「アメリカ育ち、外国語なら英語、ドイツ語、フランス語なんでもござれの東郷富士夫少年。おじさんの紹介で警視庁外事課の助手となり、玉村課長の片腕として、特技の外国語を活用して、東京を舞台に暗躍するスパイの陰謀をずばりずばりと解決する。胸のすく推理小説の傑作。」(本書解説より)